全国的な登山ブームの中で増えている遭難などの事故に対応して、登山グッズの進化が近年著しい。

目を見張るのが登山グッズの軽量化だ。

以前は登山グッズといえば堅牢ではあるがとても重たいというものが多かった。ザックにしろ登山靴にしろ頑丈に重くできて体を守ってくれるが、同時に登山者の負担を増やすのも事実。

それが今では最新の強化樹脂や軽量素材を駆使して、強度を保ちつつ大丈夫か?と思うほど軽くなっているのはすごい。

中でも今一番気になっているのが、登山用のヘルメットだ。

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知人には工事用のものを使っているという人もいるが・・・以前は1キロ以上もある兜のようなものが多かったヘルメットも軽量化が進んでいて、種類も増えてきた。

登山用と謳っているもので最も軽いのは160gしかない。片手で軽々、試着してみても帽子と変わらないくらい軽い。

素材も様々で、今の主流は強化樹脂と発泡スチロールのようなウレタンなどを組み合わせたもの。金属を使用しなくても頑丈さと軽さを両立し、落石や転倒から頭を守ってくれる。

ヘルメットと聞くとクライミングのイメージがあって、一般登山者がグッズの購入候補に挙がることが少ないものではないだろうか?

しかしこれだけ種類が増えた今こそ、一般登山でもヘルメットの着用が推奨される時期が来たのではないかと感じている。モンベルのスタッフとも話をしていたが、本格的なものでなくてもいいので、着けて登ったほうがいい山は沢山ある。

代表的なのが北アルプスの槍ヶ岳・穂高連峰。岩場続きでごろごろした岩がむき出し地帯が続き、毎年のように滑落、落石事故が起きている。しかも多くはこんな場所で?と思うところだから全く油断できないと思う。槍・穂高連峰では一般登山道でもヘルメット着用が推奨されている。

1000メートル級の山でも、時期によっては装着したほうがいいこともある。人があまり入らないような山だと、春先や初夏の登山は落ち葉に覆われてしまっている。マイナールートなどを選択すると、じゅうたんの様な落ち葉に足をとられて転倒の危険が高い。冬山経験者の声では、初夏の落ち葉のじゅうたんは雪道より危なっかしいといっているくらいだ。

落石だけでなく、不意な転倒事故から大事な頭部を守るにはやはりヘルメットの装着が必要である。

一般登山でのヘルメット選び

選ぶときは重さとどこまでを覆ってくれるものかをチェックし、一般登山で使う性質上通気性の高さも視野に入れたい。女性用・子供用ももちろんあり、登山での機動性と安全性を両立させているのでできれば工事用などを流用するのは避けたいです。もっとも人が沢山いるアルプスで無骨なヘルメット被るには勇気がいると思うが。

一般登山でヘルメットなんてと少々大げさすぎて敬遠するという人もいるが、軽くてスタイリッシュなものも増えているのでこの機会に考えてみてはいかがでしょうか?

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