上高地のサル
登山での失敗談

水を入れる容器の「ふた」は確実に閉まっているかよく確認しましょう。

 

 

 

登山における失敗談で、痛い目にあった経験です。

北アルプス縦走計画の最中。槍沢から槍ヶ岳へ向かう途中で、貴重な水が汲める沢があります。

ここで少なくなっていたハイドロのボトルに水を汲み、ひんやりと気持ちいいボトルを手に気分は上々!

意気揚々と槍ヶ岳山荘に向かいました。

ハイドロはボトルから水を飲むホースが出ているため、歩きながらでも水分補給ができる優れもの。慣れるといちいちポリタンクやボトルを出して水を飲む必要が無いので便利な登山グッズです。

当日は小屋どまりだったので、自分の寝床について荷物の整理をしようと思ったら・・・

ザックの中が水浸し!

どうやらハイドロのチャックがしっかりと閉まっていなかったようです。バランスをとるために横向きに置いたボトルから水が漏れ出していました。

幸い下着類はビニル袋に入れていたので助かりましたが、防寒着やタオルなど一式が大量に水を吸ってしまっていました。

頂上から降りてきた私は、備え付けのストーブで日没まで乾燥を強いられる羽目に・・・

一応乾燥室は使わせてもらえるのですが、あまり強力ではないのでずぶぬれ状態ではとても間に合いません。

身軽なはずのその後の穂高への行程は、思わぬ重い足取りとなってしまいました。

 

水浸し経験は他にもあります。

使い込んだポリタンクが経年劣化でひび割れし、少しづつ水が漏れているのに気付かず水浸しということもありました。

登山用ハイドレーション

ハイドロなどはソフトプラスチックのボトルなので、ハードなポリタンクに比べると劣化も早いと思います。

劣化して硬くなると衝撃で敗れる可能性も高いので、出発前には漏れが無いか、怪しい部分は無いかチェックしましょう。

 

こんなヘマをする人はあまりいないと思いますが、以後は万が一に備えて全ての衣類をビニル袋に入れて口を下向きにしパッキングするようにしています。

防寒着などは本当に使いたいときに、ずぶぬれで逆効果ということもありえるので一大事です。

水の取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。