登山で使うゲートル(ゲーター)の目的と効果

ゲートルというのは足首から土踏まずを締め上げるための装具で、血流を制御して疲れにくくしたり、筋を締め上げて歩きやすくするためのものです。

一般的に登山用として売られているのは、ぴちっとしたスパッツ素材で膝から足首までを覆うものとして商品化されています。締め上げることで疲労を軽減し、長い時間歩けるようになるというものです。

どちらかというと最近ではゲートルというもの単品で使うよりも、より機能性を持ったスポーツタイツを履く人が増えました。

勘違いしやすいスパッツとゲートルの違い

※おばちゃんが履いていることが多いスパッツ(足首にはめてるカバーみたいなもの)もゲートルとして売っていることがありますが、こちらはレッグウォーマーとしての効果を期待するもので本来の意味とは少し役割が異なります。冬登山では必須装備で、靴の中に雪が入らないようにしたり、すねを保護するという名目で販売されています。

ゲートルは軍隊の行軍で欠かせない装備だった

古くは日本軍兵士が、軍靴の上から巻いている紐みたいなもの。あれがゲートルです。

行軍の際の疲労を軽減し、歩きやすくするためにしていたんです。ドイツ軍がしていたものは、皮と金属で固定するしっかりしたものを着けていました。

私は足の疲れがたまりすぎて踏ん張りが利かなくなったときに、予備の靴ひもでぐるぐると締め上げて凌いだことがあります。自己流でしたし、あくまで短時間使っただけでした。

この方法では血流を制限するということに対する医学的見解が不明ですのでお勧めしませんが、知識として知っておくといざというとき役に立つかもしれません。

ゲートルと同じ効果はテーピングに取って代わっている

テーピングテープで縛ったりするのも同等の効果を狙っていますね。細めのテーピングを持っていくと色々役に立ちます。

他にはスパイラルテープといって筋肉やすじに沿って貼り付けることで疲労や痛みを軽減するテープもあります。スポーツをやったことある人なら使ったことがあるかも知れません。

応急用品と一緒に常備しておくと便利なテープ。かさばったりはしないので、持っていくようにしましょう。