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登山用品レンタルを利用してみたいけど、どんなものか分からず、トラブルなどが起きないか不安という人のための疑問と回答をまとめていきます。

近年、登山人口が増加しており、中高年の登山や富士登山のブール、山ガールブームなど初めて山に登ろうとする人が増えています。

登山の用品は分かりにくいし予算もないけれど、「まずは山に登ってみたい」という時に便利なのが登山用品レンタルサービス。初心者の人たちはもちろん、上級者の間でも登山用品のレンタルサービスは利用価値の高いものになっています。

関連:登山用品レンタルを本購入前の試着・品定めで使う!?

初めに登山用品レンタルとはどんなものか?からまとめていきます。

登山用品のレンタルってどんなもの?

登山用品のレンタルは、登山用品を宅配レンタルしてくれるサービスです。

  • 一度だけでもいいから富士山に登りたい人
  • 登山の専用品選びに悩んでいるビギナー
  • 用品購入前のお試しでブランド品をレンタル

安全性を高めて山に登るのには必須の登山用品。でも一式そろえるのは大変だし、種類も豊富で自分に合ったものを決められない、、、という人に利用価値があります。

インターネットを利用して簡単に申し込むことができ、登山用品を自宅に宅配してくれるので、初心者から上級者まで誰でも簡単に登山用品をレンタルする事が可能になりました。

近年は富士山の5合目に出張店舗を出すレンタル屋さんもでており、その場ですぐに借りて、終わったら返せるということで手軽に利用できるようになっています。

レンタルできる登山用品はどんなものがある?

Equipment necessary for mountaineering and hiking

登山に必要とされる道具は、レンタルで基本的に全てそろっていると考えて問題ないです。

登山靴やザック、ヘッドランプ、コンパスなどの必須アイテムから、スパッツや登山ストック、トレッキングパンツ、テントやシュラフなどあったら便利なものまできちんと準備されています。

意外なのが、調理用のガスバーナーなどの小物類もラインナップが充実してきており、わざわざ買うまでもないけど一回使ってみたいな、というときに利用できるのは面白いです。

登山初心者の方向けに必須装備一式がセットになったものもあります。初心者の方、これから登山をはじめようとする方には、単品レンタルで一通りそろえるよりこちらの方が格安になります。

登山グッズレンタルはお得なの?そのお値段と利用するメリット

登山に挑戦はしてみたいけれど、必要物品を一通り揃えると、まとまった金額が必要になってきます。

専門の登山ブランドって値段もいい値段します。素材もいいものを使っているかもしれないですが、それぞれすべて専用で用意するのは大変。

それだけにレンタルでも高いのではないか?と思うのですが、金額的には手が出しやすいものなのでしょうか。

レンタルの費用について

富士5合目にも出店したり、私も利用している「やまどうぐレンタル屋さん」の値段を参考に紹介をします。

単品の一例 1泊2日 2泊3日
レインウェア 2,500円 3,000円
 登山靴 3,500円 4,000円
ザック1泊用 3,000円 3,500円
トレッキングパンツ 2,500円 3,000円

私は単品で必要なものを借りる、というくらいなので、単品借りの場合は少し割高に感じるかも。

ただ、初心者でたまに山に登るために借りる・・・というならばセット料金は安いので、セットの値段を目安にしてもらった方が現実的でしょう。

セットの一例 1泊2日 2泊3日
 レインウェア上下・ザック・登山靴
・ストック・ヘッドランプ・足首用スパッツ
10,500円 12,500円
 +防寒用のフリース 13,000円 15,500円
 ウェアが透湿防水素材のゴアテックス 14,500円 17,000円

まずは登山専用品とはどんなものなのか?実際に使ってみたうえで、本格的な購入を決めるというのもいいです。

参考:やまどうぐレンタル屋さん

登山用品レンタルは衛生面は大丈夫?

レンタル用品は色んな人が触れるものなので、衛生面を気にする方もいると思います。なにせ機能性タイツなど、身につける衣類までレンタルできるわけですからね。

その点ショップは清潔な状態で使用してもらう事を当然としているので、クリーニング工場として認定されている設備を持ち、メンテナンスに対して非常に力を入れています。

後述しますが、返却にはクリーニングは必要なく、顧客任せにしないで自社で衛生管理をしたものを貸してくれるわけですから衛生面でも安心感はあります。

一般的なレンタルした登山グッズの受け取りについて

レンタル登山グッズは現地でレンタルするものや、ネットで予め注文して事前に商品を受け取るものに大別されます。

一般的な登山グッズのレンタルの受け取りの流れについて解説していきます。

ネットでレンタルして受け取るまでの流れ

まず、最初にサイトから商品を選びます。登山に慣れていない初心者向けのセットが用意されているので手軽に選ぶことが可能です。登山の経験がある人が同行するのであれば、その人と一緒に選ぶとベターです。

選び終わったら仮申し込みをします。発送日数の関係もあるので出来るだけ早めに注文するようにしましょう。急ぎの場合は電話での注文も可能です。

仮申し込みが完了したらショップにて商品在庫の確認を行います。ショップからのメールが来たら本申し込みとなります。

住所や保証金返金口座などの入力を行い、その後料金を振り込みます。支払いは銀行振り込みやクレジットカード決済などが選べます。

支払いが完了したらショップから商品の発送、受け取りになります。

登山から登山後の流れについて

受け取った商品を使って登山開始です。次回登山を検討する際に必要なものを考えてみるのもいいですね。

登山終了したら期日までに返却します。洗濯等の必要はありませんので、送られたケースにそのまま入れて発送します。

その後はショップ受け取り、チェックを行います。レンタル時に保証金を振り込んだ場合、特に問題が無ければ保証金が返金されます。

登山グッズをレンタルした場合の返却方法は?洗う必要はあり?

一般的にレンタルした場合は返却時に洗濯やクリーニングをする事がエチケットとされています。

しかし、登山グッズをレンタルした場合は返却時に洗濯やクリーニングの必要はありません。

レンタル登山グッズは原則として洗濯不要

登山グッズをレンタルした場合は返却時に原則としてクリーニングや洗濯の必要はありません。それはレンタルショップがクリーニング認定された施設を持っているからです。

登山用品は素材の種類も多岐にわたる上、レンタルという性質上、品質を保って痛まないように管理することが求められます。素人が下手に洗濯をして商品を傷ませてしまうと逆に損傷などのトラブルになり得るのです。

レンタル登山グッズは色々な人が使います。使用後そのままの状態で返却を行い、プロに任せた方が衛生面やメンテナンスの観点から問題が起こりにくいのです。

登山グッズのレンタル品を壊してしまった場合はどうなる?

レンタルした商品をわざと破損する人はいないと思いますが、ついうっかり破損してしまう可能性はあります。

レンタルした登山グッズをうっかり壊してしまった場合はどうなってしまうのでしょうか?

レンタル品を壊してしまった場合どうなるか

多くの登山用品レンタル屋さんでは、通常の使用での破損は無責として、特に弁償などの必要がないことが多いです。

レンタルの申し込みを行う際に保証金、もしくは保険金を選択するような仕組みの場合は、両者の違いだけ把握しておきましょう。

保証金を選択した場合は、保証金はその修理費用に充てられます。保証金で賄いきれなかった修理費は別途請求されます。

保険金を選択した場合は原則的に破損してしまった修理費用を請求されることはありません。但し、保険金を掛けた場合でも故意に破損させた場合などは修理費用が請求される場合があります。

保証金や保険金をかけているからと言って油断せず、丁寧に扱うようにしましょう。

保険金や保証金の適用が出来ない場合もある

破損には保険金や保証金が適用されますが、その適用が効かない場合があります。

それはレンタル商品の紛失です。紛失をしてしまった場合は原則として実費を負担する形になってしまいます。レンタル商品の紛失なので実費請求は当然と言えば当然かもしれませんが、グッズは一流メーカーのものがメインなので、実費額はそれなりに大きいです。

山小屋などでは複数の人が利用し、特に繁忙期の7月から9月は人でごった返します。さすがに靴がなくなるというケースは稀ですが、小物をレンタルした場合は、紛失しないように管理はしっかりとしましょう。

あとは使い終わったらすぐに返却するという事を忘れなければ大丈夫です。レンタル商品なので注意するべき点はそれなりにありますが、そこさえきちんとすればレンタル登山グッズのサービスは非常にお得なのです。

日にちの余裕を持って登山グッズをレンタルする

ネットを利用した登山グッズのレンタルを行う場合は、早め早めに予約をしておかないと、予定に合わせて借りられないということも当然あります。

登録から商品到着までは時間がかかります。商品が到着してから、まずはその商品を確認するための時間を取るようにしたいですね。

万が一サイズが合わなかったり、思っていたものと違うなどトラブルが発生することもゼロとは言い切れません。商品の大きさなどが合わなかった場合は早めに交換するようにしましょう。

子どもが利用できる登山グッズのレンタルサービスもあるの?

登山用品のレンタルで需要の高いのが子供用のレンタル用品。心配しなくても、子供用のレンタル品も取り揃えてくれているのが嬉しいところ。

子供の成長は早いです。せっかく登山用に用品を揃えても、すぐに買い替えないといけないため、特に衣類や靴に関してはレンタルを利用することにメリットがあります。

子ども用のレインウェアや靴もレンタルできる

ある程度の年齢になって自分で歩けるようになった際は、キャリーやおんぶひもは必要がなくなります。

そこで新たに子ども用のトレッキングシューズやレインウェアが必要になってきます。子ども用とはいえ、レインウェアも購入するとそれなりの値段がします。

購入に迷いがある方は是非レンタルしましょう。必要な時に使用すればいいのですから、無駄がありません。

また、シューズも同様です。レンタルショップではキッズ用セットの中にトレッキングシューズも完備されています。頻繁に使う事がなければレンタルで済ませた方が経済的な負担が軽くて済みます。

2、3歳の子供を連れて山に行きたい場合

まだ山道を歩くには厳しい、小さな子供を連れて登山する際にベビーキャリー、背負子を使うという手もあります。

背負われた子どもが寝た時に顔をぶつけてしまわないか、日差し除けがあるか、レインカバーはあるかは非常に気になるところですが、ちゃんとベビー用のグッズにはそのような機能が完備されているので問題ありません。

平坦な道の散策ならおんぶひもでも十分だと思われますが、子どもの体重が重くなればなるほどフレームがしっかりしているベビーキャリーの方が親の負担が少なくなります

ベビーキャリーは購入すると結構値段が高いので、レンタルするのがおすすめです。

富士山を登るためにレンタルしたい登山グッズ一式

毛無山から富士

富士山に初めて登ろうとするときに悩むのが装備の問題です。安物のビニールポンチョで済ませる人もいますが、登山ガイドや専門家はきちんとした装備を勧めています。

管理人も一度富士で8月でも引き返したことがあります。突然の大雨が降ったのち濃い霧が立ち込め気温は一気に低下。雹まで降ってくる始末で、夏とは思えない世界が広がるのが富士山の特徴。

樹木が無い5合目以上は風が強く吹くときもあり、防風性能を意識した防寒用品を中心に必要な装備は揃えて臨みたいものです。

初めての富士登山に必要なものについて

登山グッズのレンタルサービスでは、富士登山向けとして一式セットされたものがあるため、初めての人ならセット品を借りておくのが間違いないです。

セットの内容はザック、レインウェア、登山靴、ヘッドランプ、トレッキングウェア、防寒用フリースなど必要な装備を一式借りられます。

セット内容は自分が好きなブランドのザックや色を選択することが出来ます。フリースなどで代用が可能なインナーダウンを外せば値段はその分安くなります。

もっと費用を抑えたい場合はゴアテックスではないですが、きちんとした透湿性雨具のレインウェアのセットを選ぶと安上がりです。

一度だけでも登りたいならレンタルが活躍

富士登山は生きているうちに一度くらいは登ってみようという動機でチャレンジする人が多いようです。まれに毎年チャレンジしたいという人もいますが、大半の人は結果的に一回だけで終わってしまう事が多いのです。

一度きりのチャレンジのために装備を購入するのは費用が掛かり過ぎますし、登山靴は劣化しやすいので特に費用が無駄になりがちです。

レンタルが主流になった今は気軽にチャレンジする事が出来て、時間が空いてもまた気軽に再チャレンジすることができるようになりました。準備の心配や苦労が無くなって富士登山が非常に取っつきやすいものになってきましたね。

夏山登山でレンタル品以外に持って行くものとは?

レンタル以外で自分で持って行く装備としては、ウェアの下に着る下着(インナー)やタイツ、その他の行動中に食べる栄養補給や衛生用品などです。

これらは自分に合ったものや趣向に合わせつつ、山でおすすめできるものを用意しておけば快適に安全に登山を楽しめます。

インナー(肌着)を選ぶ際の注意

インナーは出来るだけ肌に密着したものを選びましょう。皮膚から出た汗を素早く吸い取り外に逃がす必要があるからです。

素材はポリエステル系のドライ素材が主流となっています。速乾性、保温性ともに高く洗濯も非常に楽です。スポーツ用のウェアとして、ジョギングやその他のアウトドアでも使えるものを買っておけば使いどころはたくさんあります。注意点は、シャツは長袖が推奨という点。岩肌や樹木でケガをしたり、虫から肌を守るために夏でも長袖が基本です。日焼けを防ぐという点でも、長袖のドライ素材スポーツ用を買っておくのをおすすめします。

山は急に気温が下がることがあるため、保温を意識して一着軽めの中着を持って行くと便利。寒いときにさっと体温調節できます。中間着はポリエステル系のフリースや化学繊維のシャツがメインです。フリースは分厚いものではなく、薄くて風通しの良いものが使いやすいです。

レインウェアとしてのアウターはレンタルで借りることができます。夏山では基本的には防水レインウェアがアウターの役割を果たしますが、そのほかにもウインドブレーカーなども季節によっては使えます。アウターもレンタルしない場合は、蒸れにくく汗を発散してくれる透湿素材を選ぶと雨の中でも快適に過ごせます。

行動食や非常食衛生用品を忘れずに

レンタルできないものの代表は、食事関係と、常備薬などの衛生用品。これは趣向もありますし、自分に必要な薬などは忘れずに持って行きましょう。

  • 行動食・・・チョコ、ゼリー、パン、保存の利くソーセージなど
  • 非常食・・・カロリーメイトや乾パンなど保存がきいて腹持ちするもの
  • 常備薬・・・腹痛や頭痛薬、その他絆創膏やシップなど最低限の衛生用品
  • 飲み物・・・水分は1日当たり、登り1~2リットル、下り1リットル程度
  • その他・・・ウェットティッシュ、日焼け止め、地図など

登山で必要な装備チェックリストも併せてご参考くださ

本格登山に必要なテントを登山グッズレンタルで探すポイント

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登山の際、登山らしくテントを張って宿泊したいときもありますよね。登山でテントをする場合は、キャンプ用の物ではなく、記事が丈夫で耐水性に優れる登山用のテントが必要になります。

登山用のテントは実際に買うとなると費用もかさみ、またどれくらいのスペースがあるか分かりづらいものです。ここでもレンタルをうまく利用することで、費用を浮かせつつテント泊を楽しむことができるようになります。

登山用のテント選びのポイント

登山用のテント選びには使用人数に一人プラスするのがポイントです。テントは私たちの想像以上にコンパクトで荷物を入れると相当に窮屈になります。そもそも荷物は外のカバー部分に置くことを想定しているものが多く、テントの収容人数は人間が入る分だけと考えます。

レンタルする場合には、使用人数を一人分上乗せする事で、荷物も収納しながら広々として快適に過ごすことができます。

テントをレンタルするメリット

テントやシュラフなど一式を揃えると、かなりまとまった額が必要になります。レンタルの場合は、費用は購入するよりはるかに安く抑えられます。

いざテントを購入してしまうと、1人でも人数が増えた時に窮屈で対応が難しくなってしまいます。都度買い足しをしていたら費用が沢山かかってしまいますよね。テント以外のシュラフやバナーなどを購入して揃えることを考えると、非常に時間がかかってしまいます。

レンタルでは費用を抑えつつ、様々なスタイルの登山に合わせて楽しむことができる利点があると言えます。

テント一式をレンタルするメリットは他にもメンテナンスや洗う必要が無い事や、送料がかからない事などたくさんあります。

レンタルだから置き場所を考える必要もありません。準備にかかる手間もかからず簡単に手配できるので、忙しい人でも簡単に準備可能です。

一番うれしいのは丁寧に整備された状態のテントが使用でき、使用後は送り返すだけなので非常に簡単です。土ほこりやドロで汚れても期日を守って送り返せば大丈夫なので安心できますね。登山人数も気にする必要が無いので非常に気楽です。