長時間歩き続ける登山において、休憩をとるタイミングというのは重要です。

登山をする時には歩くリズムや歩幅など重要なことがありますが、休憩時間の間隔も重要になってきます。あまりに不規則な休憩を取っているとバテやすくなったり、エネルギー不足になったりする恐れがあるので想像以上に疲れてしまうということもあります。

休憩に関する考えはいくつかありますが、人それぞれ自分に合った休憩パターンは異なるものです。体力とも相談しながらベストな休息方法を組み合わせることで、疲れにくく快適な登山をすすめることができます。

休憩の取り方!長いものと短いものを組み合わせる

山ガール

登山の休憩の間隔は、数分程度の短時間の休憩をとる場合と、10分以上長めに休憩をとる場合の2つをうまく組み合わせるようにします。

短めの休憩のタイミングとポイント

短めの休憩は、体力次第で30分から1時間おき程度で数分とります。

ポイントはザックを下さずに、立ったまま小休止して呼吸を整え、体が冷える前に出発すること。大きな山場を越えたときや、重い荷物を背負っている場合は、適度にブレイクを入れることで疲労を発散します。

小休止のたびにザックを下してしまうと、また立ち上がるときにパワーを消耗するので、立ったまま水分を摂るなど短く終わらせるのがコツです。

長めに休憩をとる場合のポイント

長めの休憩は、10分から長くても15分程度、ザックを下せる広い場所を確保してとります。

行動食や水分を補給し、足や腕を伸ばしてストレッチをするなど、ただぼーっと休むのではなく固まった部分をほぐすようにすると筋肉痛を軽減できます。

標高が高く気温が低い場合は、想像以上に早く体温が低下する場合もあります。体温が下がりすぎると、再び動くときに消耗しやすいので、早めに切り上げて行動を開始した方がよい場合もあります。

行ける所まで行くという考え方もある

登山における休息の考え方の一つに、体力が十分で疲れていないなら、行けるところまで行ってしまうという考え方もあります。

下手に休息して体を冷やすより、一気に距離を稼いでしまった方が楽と感じる人もいます。複数人で行く場合は難しいかもしれませんが、単独登山であればどのタイミングで休憩するのが自分に合っているかを試しながら登ってみましょう。

時間を決めて50分から1時間ほど歩いたら休憩を取るという考え方もありますが、時間で区切るよりも体力の残り具合やメンバーの消耗具合を確認しながら、目的地まで行くか短期休憩を入れるかを判断していきます。

ルート上で休憩できるポイントの目星を立てておく

あらかじめ登山計画をするときには、マップなどで平たんな場所位置が確認しやすい場所を目星をつけておき、休憩ポイントを設けておくのもいいです。

ルート上ではザックを下して休めるような広い場所は限られています。地図が読める人は、コースタイムと照らし合わせておおよその休憩地点を確認しておきましょう。中間ゴールが明確になって気分的にも楽になります。

疲れ始めてから休憩を取るのは避けよう!

Trekker resting in height mountain

休憩を取る場合、休むことなく1時間半ほど歩き続けられる一定のペースを保つのが理想的です。特に休憩を取る時には疲れを感じ始めてからではなく、体力に余裕があるうちに休憩を取ることが大切です。

一旦疲れ始めるとつい休憩時間が長くなりがちなので、しっかりと補給を行ってから10分ほどの休憩を取りましょう。一時間の間に移動と休息をバランス良く取り入れることで区切りが良くなり、時間を有効的に使いながら登ることが出来ます。

急な斜面が続くときはタイミングに注意

ガレば

急登が続くような場所では、そもそも休憩をとるのが難しい場面もあります。下手にバテると身動きが取れなくなるので、休憩をとるタイミングには注意です。

急な斜面を登る場合、出来る限り歩く速度を落とすようにすると結果的に疲れず早く登ることが可能です。一定のリズムで歩き続け、長めの休憩を減らしつつ登り切ってしまった方がよい場合もあるのです。

ゆっくり歩く分多くの人に追い抜かれることもありますが、周りのペースに乗せられて早く歩いてしまうと途端に疲れやすくなるので、自分のペースを貫くことが大切です。

まとめ

登山をする時に自分の歩くペースを乱してしまうと、とても疲れやすくなって途中で諦めて撤退することになるかもしれません。調子に乗って歩く速度を早めるのも足腰に負担をかけることになりますし、あまり休憩を取り過ぎるのも良くありません。

必ず疲れを感じる前に数分ほど休憩を取るように心がけましょう。こまめに休憩を取ることも大事ですが、歩くリズムと同じ間隔で休憩を取るようにするタイミングを身体に覚えさせましょう。ある程度の時間を歩けば休憩が出来ると考えることで、エネルギーを効率良く節約することが出来ます。