登山計画書は万が一の遭難の際に、円滑かつ迅速に救援活動するためのあなたの生命線です。

家族にどこどこの山へ行くと伝えてあったとしても、この広い山の中でルートもたくさんある中、プロですらどこを探せばいいのか見当もつきません。

計画書がきちっと出してあれば、救助隊にとってこの上ない手がかりとなるので早く見つけてもらえる確率が飛躍的に高まります。

必ず登山計画書は提出しましょう。初めてでいまいち書き方が分からないという人は、下記のサンプルなどを参考にしてできる限りの情報を書き込むようにしましょう。

登山計画書 PDF (長野県警より拡散許可頂いてます)

登山計画書 エクセルファイル(上と同一のもの)

この計画書が最もシンプルで書きやすいです。特別に書式は決まっていませんので、必要に応じて項目を追加したほうが見る側にとって役立つこともあります。長い縦走ではこのサイズで収まらないこともあるので、必要に応じて修正して下さい。

何をどう書いていいのか分からない人は・・・

登山計画サンプル

☆写真をクリックすると拡大します。

必須事項はこちらのチェックリストで確認します。

  • 最終目的地となる山域と山名 ex.北アルプス・槍ヶ岳
  • 登山者全員の氏名と生年月日・連絡先
  • 実家や連絡が取れる緊急連絡先
  • 行動予定表 写真サンプルを例に
  • 緊急時のエスケープルートと行動の選択(戻るか進むか)
  • 持参している食料(行動食・非常食)
  • 各メンバーの装備 どのような装備であるかと、色などの特徴も書く
  • 保険の加入状況など
  • 所属団体は山岳会などに入っていれば書く

最初は難しく感じるかもしれませんが、登山計画を立てる過程で書いていけば苦になりません。

行動予定表は登山用のエアリアマップを参考にし、自身の歩くペースが参考時間より遅いか早いかが分かる人は加減して記載していきます。(これによりおおよその現在地と遭難箇所を予測するので重要です。)

どこに出せばいいですか?

提出は大きな山であれば、登山口もしくは最寄の駅・店舗などにもBOXがある場合があります。

BOXが設置されていない山も多数ありますので、現在は事前にインターネット経由でファイルを送るか、メール画面にコピー&ペーストして送信すればOKです。

山の所在地管轄の警察署に送りますが、多少間違っても近隣の警察署でしたら対応してくれますのでご安心を。上部メニューの役立ちリンク集内では、よく行く南北中央アルプスから富士山までの管轄警察署山岳部隊へのリンクが貼ってありますので参考にして下さい。

最低3部は用意します

提出は警察署だけでは駄目です。最も連絡の密にとれる身内か友知人にも渡しておくようにしましょう。あとの1部は自分でもって行きます。

万が一遭難などした場合、捜索が行われます。各所に計画書が出されていれば、家族などからの要請で救助が始まりますし捜索自体も効率よく始められます。捜索がスムーズにいくということは生存の確率も上がりますし、必要な費用も安く上がるので計画書は必ず出しましょう。

ソロ登山とかする人は公的機関にしか出さない人もいますが、メールでもいいので身内には伝えておくこと。救助要請は自分でできなければ異変を感じた家族からしかできないので、いざ遭難してもどこに行っているのか分からないようでは捜査が遅れます。低山であっても必ず出しましょう。