登山用品を専門的に扱うショップやブランドも増えてきて、中にはファッションとしても機能するグッズも目立つようになりました。

就職活動転職活動をお考えの方でも、そんな登山用品メーカーに志望したい人はいるのではないでしょうか。ここでは、そんなときの素朴な疑問、「登山経験がないのに志望してもやっていけるだろうか?」に答えます。

※人事採用担当経験のある方にインタビューした内容をもとにまとめていますので、必ずしもすべてのメーカーの採用基準に即したものではないことをご了承ください。

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山の知識・経験があるにこしたことはないが・・・

登山用品を扱う業務に就くからには、もちろん、登山経験があることにこしたことはないでしょう。登山用品の名称や使用方法を入社時点で理解している、というだけで大きなアドバンテージになります。

そして、登山経験があることを採用担当者にPRすれば、愛着を持って仕事をしてくれそうな人材だと思われる可能性も高くなるでしょう。

業務で山登りをするわけではない

しかし、業務で登山をするわけではないので、登山経験が絶対的な採用条件になるとは言い切れないでしょう。

また、「好きなことを仕事にするな」という定説もあります。好きすぎるものを仕事にすると、理想と現実のギャップにショックを受けやすく、モチベーションが下がるのも早い、という意見です。全員がそうでないにせよ、採用担当者も登山経験だけで採用者を決めることはないといえます。

あくまでも仕事・業務として、会社に利益をもたらすことができる人材かどうか?という視点で考え、どうすれば就職先で価値を提供できるのかを考えていくべきです。

大切なのは社会人としてのスキル!

会社である以上、求められるのは社会人としてのスキルです。登山用品といっても、実際の業務は何なのか、よく確認してください。販売店の接客であればコミュニケーションスキル、商品企画であればデータの解析、営業であれば数字への強さなどが必要とされる能力です。そして、これらの能力は登山以外の分野からも伸ばすことができるでしょう。

経験はなくても自社製品に興味を持つようにしよう

山靴

登山関連の能力が身についているだけでは、「登山経験がなくても十分にやっていける」とは断言できません。

大切なのは、会社の業務に興味を持ち、登山用品のことを学ぼうとする姿勢です。自分でよく分かっていないことを人に伝え、買ってもらうことはできないからです。入社するにあたって、自社製品のことを積極的に学んでいく気持ちを強く持ってください。

登山経験以外にPRポイントがあれば大丈夫

結論を出すと、登山経験の有無は絶対的な条件ではなく、自分にどんな能力があり、どんな風に会社に貢献できるかを明確にPRできるかどうかのほうが、就職活動においては大切なポイントです。

登山経験も、そんなポイントの一部でしかないと捉えておきましょう。未経験者でも、それをカバーできるだけの自分の強みに目を向けて、就職活動に挑んでみてはいかがでしょうか。