参考ソース長野日報より、
富士山人気の裏で、日本第2位の山「北岳」を有する南アルプスの人気が高まっているという。
標高が3000メートル級の山が連なる南アルプスは、岩ばかりの富士山や北アルプスと比べて緑が豊かなのが特徴。夏に見逃せない高山植物のお花畑は南アルプスの一番の魅力だ!
南アルプスに手軽にアクセスする方法としては、伊那市と山梨県南アルプス市境の北沢峠まで登山者を運んでくれる「伊那市営南アルプス林道バス」を利用する。
同バス発表の情報によると、利用者は前年同月比3200人も増えているとあって、週末の朝などは全国から集まる登山者でにぎわっているという。
これだけの人気の背景は、やはり富士山の世界遺産登録による登山人気で登山への関心が高まっていることや、雑誌の特集、恵まれている天候など複合的な要因が考えられるとしている。
数年前に話題になった山ガールなどの登山ブーム時よりも、安全意識や登山マナーは向上しているという。それでも登山は自己責任であり、無理な登山をしないように長野県では今後も情報発信していくとのことだ。
一気に標高1500メートルまでバスが運んでくれるので登山初心者の高山練習にも最適な場所であると思う。さらにバス停以外でも降りられるというフリー乗降ができるようになったのもポイント。
バスレーンとなる林道沿いは川も流れ、ベースキャンプ地となる「北沢峠」や「広河原」などじっくり登山する人にもおススメできる場所です。
南アルプスからは、天気がよければ富士山も見えるので、人でごった返す富士を尻目に緑豊かな南アルプスに癒されにいくのもいいと思う。
また南アルプスは来年国定公園50周年を迎える。こういった節目には人が増えるので、余裕持って南アルプスに上るなら今年のうちがベストかもしれない。