ユニクロの服でも登山で充分に使える!お金を掛けたくない人に

登山用のウェアは基本的に高い!ユニクロでも十分に使えるというのが私の意見です。

基本的に登山に行く時には登山用のウェアがあると心強いですが、登山用の服は軒並み高額なのが悩みどころです。

標高何千mと高い山や、山小屋に泊まるような登山をするとなれば、それ相応の専用品を揃えたくなりますが、そこまで特別な装備を揃えなければ山登りできないってモノでもありません。

ユニクロならお手頃な値段で登山に必要な服を揃えることが出来ます。しかし、いくら低価格でも暖かそうだから、デザインもよいなどという理由で選んでしまうと、服装の時点で間違った準備をしてしまうことになるかもしれないので注意しましょう。

トレッキングポール

日帰りの軽装登山では、基本ユニクロ愛用の筆者

3つのレイヤーが重要!必要に応じて服を重ね着する!

登山に行く際にユニクロの服を選ぶ場合、ベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウターレイヤーの3つのレイヤーを意識した衣類選びが重要になってきます。目的に合わせて、専門品ではなくても代用できるものを考えれば、お金を節約して本当に必要な装備にお金をかけられるのです。

ベース(アンダーウェア)は発汗性の良いドライ素材

ベースレイヤーとはアンダーウェアと呼ばれる一番下に着るもので、下着、登山中の長袖など。汗で身体を冷やさないようにする為に化学繊維のレイヤーが適しているとされています。

登山では汗をたくさんかく上に、乾燥させるような場所に限りがあります。できるだけ汗の発散能力に優れた生地を使ったものがベスト。

ユニクロの商品では、スポーツ用途でも人気なドライ素材のものがあるため、登山中の汗による不快感や冷えを防いでくれます。

下着、登山中の長袖や、タイツの上にはくハーフパンツなどは専門ブランドでなくても十分に使えます。

靴下に関しては、登山靴との相性もあり分厚い生地で足を衝撃から守る目的があります。できる限り登山用のものを使うのが良いです。

ミッドは長袖など山小屋やテントで重宝

次にミッドレイヤーはベースレイヤーの上に着るもので、アウターレイヤーと使い分けて体温を調節していく役割があります。

山小屋に着いて過ごす時間帯や、テントを張り終えて過ごすときなど、待機中に着るものとしてフリースや長袖を持って行く必要があります

用途を考えれば、体温調節が目的ですから、そこまで高価なものを必要としなくても機能します。

問題は、夏場に防寒用として使えるラインナップがない・・・という点でしょう。オールシーズン用途に合わせた登山ウェアを揃える専門店に比べると、季節によってユニクロでは手に入らないものもあります。

私がユニクロなどの一般ブランドでおすすめするのはミッドレイヤーまで。

レインウェア・アウター防寒は専用品を推奨

寒い山

アウターレイヤーは雨風をしのぎ、山の岩肌や木々に触れても痛まないような、頑丈な耐久性を持ったものが理想です。

防風性能が弱いと、山での体温低下に不安が残ります。またできるだけ荷物を減らしたい登山では、収納性に優れたアウターが大変便利。軽量コンパクトでありながら、十分な防寒・防水性能を持ったウェアを買うとなれば専門品に分があります。

アウターは1着買っておけば長く使えるものですから、防寒用のアウター及びレインウェアは登山用のものを奮発してほしいところです。

お金をかける部分と、妥協しても機能的に問題ない部分をしっかり分けて用意するのが良いと考えています。

ユニクロで登山にあった服選び!重ね着が基本!

ユニクロで登山に必要な衣類を買うときのポイントをおさらいします。

まず、登山に行く時にユニクロで服を選ぶ際に注意しておきたいのは、登山に合った生地を選ぶことです。

山に登る季節や時期、山によって着ていく服装を変える必要性があるため、基本的にはレイヤード、いわゆる重ね着を意識して選べば、目的に合わせて選べるということ。

山は温度の変化が比較的激しいので、坂を上がっていると身体が熱くなったり、尾根に着いた時に強い風で寒く感じたりとその都度状況に合わせて服装を調節する必要性があります。よって調節しやすいようにスムーズに着られる服を選びましょう。

まとめ:季節ごとに服装を変える!山の状況も重要!

山の気候や温度、特性、温度、そして季節ごとに服の組み合わせを変える必要性があります。

春や秋の場合、暖かい季節なのでそこまで重ね着しなくてもいいと感じるかもしれませんが、それでも朝や夕方は寒暖差がありますし、山頂は風で寒くなりやすいのでフリースやダウンなどのミッドレイヤーを忘れないようにしましょう。

夏の場合、基本的に気温が高いので汗を掻きやすい為、速乾性が高いレイヤーが必要です。しかし、汗が乾いて逆に寒くなることもあるのでアウターレイヤーが欠かせません。

登山を行うには登山用のウェアがあった方が安心出来ますが、標高が低く、日帰りの登山であればユニクロでウェアを揃えるのが効率的です。

ユニクロなら低価格でおしゃれな服を揃えられるだけでなく、登山以外でも着ていけるウェアはあります手頃な値段でユニクロで装備を揃えられるのは嬉しいメリットですから、予算をうまく使ってお金をかけるところを絞っていくのが賢いやり方ではないでしょうか。