日本人の憧れ、富士登山 世界文化遺産登録の話題もあり、富士登山を計画している人は相当多いんではないでしょうか?
富士登山はツアーで登る人も多く、経験やスキルも人それぞれですので、いろいろトラブルも起きます。
富士登山ツアーのアシスタントも経験ある管理人が、注意点をまとめてみました。
ベテランが気をつけたいこと
登山経験者で富士登山も何度も登ったことがあるという人へ
今後ますます強化されるマイカー規制の影響もあり、
ツアーで参加するという経験者も多くなります。
ツアーの種類にもよりますが、
富士の場合は経験や体力のレベルも違う人が集まり、
かつ人数が多いという特徴があります。
当然ペース配分も遅い人に合わせますので、
つい手間取っている人を無理に抜かしたり
愚痴をこぼす人が必ずいます・・・
確かに自分のペース配分が崩れると疲れますし、
混み合う登山道はイライラもしますが、
富士の登山道は 滑りやすいので転倒などのトラブルが増えてしまいます。
ベテランは初心者のサポートをするつもりで、
ツアーが効率よく進むように気を使っていただくと皆が気分よく登れるでしょう。
どうしても自分のペースを崩したくないという人は、 フリープランというツアーを組んでいるところもあります。
これは、富士登山口まではバスなどで連れて行ってもらい、 団体ではなく個人で登り始めます。
ツアーでは確実な山小屋の予約をしてくれたりするので、 行きと帰り、宿泊の段取りのみお任せするというプランです。その分、時間を守ったりする責任は生じますが、 気楽に登りたいという人は検討してみましょう。
初心者がツアーで気をつけること
初心者の人や、初めて富士に登るという人は、
なれない岩場の道や長い行程に戸惑う人も多いです。
最初はペースについていけても、次第に遅れてしまい
ついていこうと必死になるあまり、ばててしまうという人がいます。
ツアー側もペース配分は考えてくれていますが、
どうしても無理な場合は我慢せずに申し出ることです。
富士は一気に酸素の薄い高所に登りますので、
高山病が最も心配されます。
なんとなく頭が痛い、という程度で済めば良いですが
最悪は吐き気やめまいで動けなくなってしまうこともある
恐ろしい病気です。
携帯の酸素缶などは一時的にしか効かず、
動けなくなる前に下山するしかないので体調管理は注意しましょう。
途中の小屋に待機してご来光を待つ
という方法もありますので、ガイドさんに相談してみましょう。
どうしても初めてのツアーなどは、
周りの人に合わせようと必死になって自分を犠牲にしている人がいるので、
無理せずにアドバイスを求めるように努めましょう。
あと、トイレは必ず行きましょう。
登山では尿意が遠ざかるので
あまり行かなくて大丈夫と行っている人がいますが、
むくみの原因になるし、いざという時に行けないですよ。
私は見た!富士登山アレコレ
- 夜の闇に紛れてごみを落とす人、見られていますよ
- 男子トイレから出てくるおばちゃん・・・山の上にもいた!
- 早く進むためにルートをショートカットする人・・・危険です
- なぜかひどく酔っ払って絡んでくる人・・・その酒はどこから?
- なんとハイヒールで山を登っている女性・・・何かの撮影ですか?
人がたくさんいるだけにいろんな人がいます。
洒落にならないような危ないことしてる人もいるので、
富士といえども無茶はなさらぬよう。
登山は紳士のスポーツです。