登山中に食べることで栄養分を補助する目的がある「行動食」
食に関することなので自分が食べたいもの・好きなものを持っていくのがいいですが、せっかくなら登山者っぽくこだわってみましょう。
多くの登山熟練者が行動食として山行中につまんでいる行動食を紹介してみたいと思います。
行動食を選ぶ際のポイントは・・・
- 小量でエネルギーになる栄養価のあるもの
- かさばらず、行動中でもつまめるもの
- 非常食としても使える日持ちするもの
この3点を軸に色々お好みで選んでみるといいでしょう。
以下、行動食としてもっていくのにおすすめの食材をいくつかピックアップしてみましたので、普段お菓子くらいしか持って行かないという人は参考にしてみて下さい。
ミネラルが豊富で栄養価の高いミックスナッツ
ナッツは行動食としても使え、非常食にもなる登山に持っていく食料としては欠かせない存在といってもいいでしょう。
単品のナッツもいいですが、飽きがこないようにミックスナッツをチョイスする人が多いですね。ナッツは味付けがされていれば塩分の補給ができますし、その他のミネラル分など栄養価が高くて行動食としての価値が高いです。汗で失ったミネラルを補いながら、ちょっとしたときにすぐに口に放り込めるのでいいですね。
その日に食べる分を小型のジップロック等の袋やプラケースに小分けして入れ、カラビナでザックにぶら下げられるポーチなどに収納しておけば取り出しやすくて便利です。
ヘルシーでかさばらないドライフルーツ
山ガールの皆さん初め、健康を意識する人に人気が高いのがドライフルーツ。ドライフルーツ人気は普段の生活でも高まっているそうで、ここ数年登山で持っていく人が増えました。軽くて携帯性が高く日持ちする行動食としての要件を備えています。
人気が高いのがドライマンゴー・ドライトマト、野菜チップスなどで、おいしい上に美容効果のある栄養を含んだものがチョイスされています。これも多少ごちゃ混ぜに入れてしまっても味移りしないので、ナッツなどとまとめて収納しておけば効率よくつまめるでしょう。
優秀?なお酒のつまみシリーズ
山ガールと対称的に、山男に人気があるのはお酒のつまみの数々。お酒のつまみはコンビニでも手軽に買える上に、普段口にしないようなものでも行動食として考えるととたんに魅力的に見えてきます。
スルメや干し魚、サラミ等は塩分も含んでいますし保存が効きますので長期縦走でも役立ちます。ナッツやフルーツと違って一つで口持ちが良いのもポイントですね。スルメ一切れあれば長い時間楽しめますので疲れを紛らわすこともできます。
多少塩辛いものが多いのが欠点でしょうか?おいしいからといって食べすぎには注意しないといけませんね。
お菓子・チョコレート
お菓子類はよくクッキーやサブレーと呼ばれるものが人気ですが、パサパサして喉が渇くのであまり持っていかない人が多いようです。カントリーマァムとか~サンドといった分厚いボリュームあるクッキーなら、破損も防げます。おやつとして小量持って行くのはありでしょう。
定番のチョコレートは栄養価の高いおすすめ品。軍隊の携帯口糧でも宇宙食でも、野外活動のお供には欠かせないものですね。糖分を補給するのに最適で、なんとなく持っていかないと安心できなくなっています。かさばらない板チョコを折って分割して持っていくと効率よく食べれます。
管理人がいつも持っていくもの
- 干し芋・・・重さはありますが腹持ちがよく、どこへ行くにも持っていきます
- 茎わかめ・・・塩分やミネラルが豊富で、独特の歯ごたえが気に入っています
- 梅干し・・・非常食にもなります。梅干のクエン酸は疲れを癒す効果があり、登山に最適
- 黒飴・・・糖分補給に。飴は口が渇かないですし、塩飴なども持っていきます
- チョコレート・・・板チョコ1枚は持っていきます。
- スルメイカ・・・小量で長く楽しめるので、山小屋で暇なときにもかじっています
- ミックスナッツ・・・手軽に食べられるので非常食と兼ねて持っていきます
この組み合わせが鉄板です。何というか渋い組み合わせといつも言われますが、栄養とミネラルを摂取できて日持ちする組み合わせで選んでいます。同行者がいるときは、気を使ってドライフルーツとかサブレーなども持って行き、山でのティーブレイクを楽しむようにしていますよ。
他にもいろいろ登山仲間の驚き行動食
全て駄菓子・ちんすこう等全て沖縄の品・こだわりのオーガニック野菜チップとか、もはやネタと見栄の張り合いのような行動食を持ってくる人もちらほら。
どれが正解ということはありませんので、できるだけミネラルと栄養をとれるものを取り入れていくようにすれば登山の行動食として楽しめるものになりますよ。