モンベルのゴアテックスカッパが17年目に突入!まだまだ現役

私が愛用しているモンベルのゴアテックスカッパがいよいよ17年目に突入しようとしています・・・

本格的に登山を始めた高校生の頃に、それまで使っていたカッパが破れたのがきっかけで買い換えました。

当時はゴアテックス全盛で今ほど様々な透湿防水素材はでていなかったので、なんとなく周りの評価で買いましたが、実に期待以上の働きを見せてくれています。

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今ではあまりみないようなダーク系のグレー素材で、おしゃれなカッパの多い今の山小屋に行くとどことなしか浮いてしまいます。

このゴアテックスは表面の素地と内側の素地の2枚重ねで構成されていて(実際にはもっと繊維を複合させた素材)、水をはじきつつ汗を蒸発させてくれます。雨が降っている中に立っていても、どんどん服が乾いていくという不思議な感覚は透湿素材ならではですね。

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多くの場合ですとこの内側の茶色い?素材がぼろぼろと崩れてきたり破れて剥がれてきたりするのですが、いまのところそのような兆候はありません。

★登山後には汚れを洗い落とし、年に一度は手洗い陰干ししたのちに保管。使用前には防水スプレーを使用するといった手入れでいまだに水も弾きます。

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ゴアテックスを長く使うコツとしては、外側の素材が水を弾かずに染みこんでしまう様な状況だと蒸気の発散ができなくなるので、汚れは必ず落として保管し、防水スプレーはこまめに使用するといいと思います。

このカッパは実は登山以外にも、海釣りでも活躍しておりほぼオールシーズン活躍していますがまだまだ現役で使えます。釣り用のウェアとしてゴアテックス以外の透湿防水素材のウェアも多数着てきましたが、やはり耐久性の高さではゴアテックスが一番ではないでしょうか?

ゴアテックスには種類があり、普通のレインウェアとして売られているものからハードシェルとして冬山での耐久性も持つようなものまでありますが、私のはレインウェアです。ハードな冬の縦走とかしなければレインウェアタイプで十分ではないでしょうか。それでも3万円近くしましたが。

モンベル独自でもドライテックという素材を開発しています。スペックを見る限りではゴアテックスに劣るようですが普段の登山ユースでの使用に問題は全く無いようです。

登山ではかいた汗がこもると汗冷えを起こして体力を奪われる原因になるので、透湿素材は必須だと思います。これから長く登山を続けようと思えば、カッパには多少お金をかけてもいいかもしれませんね。