登山用グローブはオーバースペックか?軍手じゃ駄目だろうか

登山での安全を高めるアイテムとして、手を保護するための軍手やグローブがあります。

ほとんどの人は軍手を持っていていると思いますが、
こだわるのならば登山専用のグローブというものがあります。

正直普通の山道を歩く登山であれば軍手があれば十分だと思いますが、
ここでは軍手や登山グローブに求められる役割などをみていきます。

軍手

軍手はなんといっても安い、どこでも手に入るので忘れてもコンビニで買えてしまう手軽さがいいですね。

転倒時に手を突いたときや、ちょっとした岩肌に手をかけて進むような道で手を保護する為に活用したいものです。

軍手のデメリットとしては、綿でできているため水分を吸収しやすいことです。吸収された水分は乾きにくく、高所では手が冷えてかじかむ原因になることも。

雨が降っていたり塗れた場所では機能が劣ります。また繊維が荒いのでトレッキングポールを使用していると擦れて痛くなることもあります。

やはりより快適に登山をするのであれば専用のグローブに分がありすね。

登山用グローブ

専用のグローブは、なんといっても考え抜かれた素材と機能が魅力です。

他のスポーツグローブと違い、力のかかる指先やトレッキングポールを握る位置に補強が施されています。長時間トレッキングポールを使用しても手が痛くならず、握る力をサポートしてくれます。

種類はそれほど多くないですが、特化した機能を持ったものが多いです。UVカット機能が施されていたり、防水性能に特化したグローブもあり、雨の振る中でも手を冷やさず安定したグリップ力を発揮できます。

不意なトラブルを防止し、快適な登山をするために活用してみてはいかがでしょうか?

おすすめ登山用グローブチェック

初めに、ここで紹介しているのは夏の高山から初冬の低山向けの防寒・機能グローブ情報です。本格冬山の情報ではありませんのでご注意下さい。

イスカ ウェザーテックレイングローブ エバニュー トレッキンググローブ
iska
完全防水機能が売りのトレッキンググローブ。手のひら全体にグリップを保護する補強が施され、良く動く指の付け根などには伸縮性のある素材が使われている。
▲イスカ登山グローブ一覧
evanew
東レが開発のコンフォートセンサー素材を使っているので、汗や湿気をすばやく拡散して快適性を確保。部分的にグリップ補強をすることで、蒸れ難さと使いやすさを両立している。
▲エバニュー登山グローブ一覧
モンベル サロモン XTウイング
monbellg
モンベルはグローブの大きさが日本人向けで、装着時のフィット感が良い。このジオライン3Dはインナーグローブだが、ちょっとした防寒用にもこれ単品で使える。
▲モンベル登山グローブ一覧
salomon
サロモンの特徴的なづローブ。ミトンのように見えるが、実は取り外し可能なカバーになっていて、中身はフィンガーレスになっている。状況で使い分けられる。
▲サロモングローブ一覧