私は今から8年前に、就職活動をしていました。就職氷河期と言われる時代に突入しており、なかなか内定がでずに苦戦しましたが、あるネタだけは好評価で話が弾みました!
そのネタとは・・・
年配の面接官に受けの良い登山経験!
評価の高いネタ、言わずもがな「登山経験」というのは就職面接において武器になります!
私は自慢できるものと言えば登山位しかありませんでした。大きなイベントを立ち上げこともないし、海外経験もないしとうぜん勉強もあまり・・・
そんな中で、もっとも受けが良かったのが登山経験を筋道立てて話すことだったんです。
特に年配の方からの評価は高く、山には登ったことが無いという面接官すらも話が盛り上がってしまうこともありました。
登山しない人でも、登山家の評価は好印象である
一般的な人の登山者に対する認識というのは、
- 憧れ エベレスト登山などニュースは豊富で凄いことだと思っている
- 体力がある 荷物を担いで登って行くのは相当な体力がないと無理だ
- 我慢強い 長時間登り続け、登頂するというのは忍耐力が必要だ
- 健康 登山するくらいだから健康的な人なんだろうな。
このような憧れや健康で強い体と精神をもっている凄いやつだ!という意見が多いです。
私は背も低く、細身だったのでギャップが大きいのもウケた理由ではないかと思ってますが、それでも山に行かない人から見ると第一声は「すごいね」と言われることが多いです。
登山というのはそれだけ社会的評価の高い趣味でもあるんですね!
当然登山している人からも共感は高く、話も盛り上がります。例え小さな山しか登っていなかったとしても、れっきとした成功体験なのですから自信をもってアピールすれば、就活を乗り越えられるチャンスが増えると思いますよ!
登山とは地道な営業活動のようなものではないか?
私が採用された会社の人事部長が、こんな事を言っていました。
「営業活動っていうのは、登山と同じなんだよ」
個人的に思ったことを解説してみますと、登山というのはただ山に登って下りてくるだけではありませんよね。
まずは自分が登りたい山を考えたら、その山についてリサーチします。今の自分の能力・経験でその山が登れるのか?登れそうにないなら何が必要なのか?違う山にすべきなのか?考えます。
営業で言えば、ターゲットの選定・マーケットリサーチなどが当てはまると思います。
山が決まったら、登山計画書を作らねばなりません。ルートはどこを使うか?コースタイムは?宿営地は?食料は?計画が立てれていなければ万が一の際に遭難してしまいます。
ここは上司に報告する企画書のようなものですね。目標を決め、道筋を明確にします。
さて登山当日。予定通りに登りだしました。このまま予定通りに進めばいいのですが、登山には様々な障害が降りかかる可能性があります。天候の変化や、道の崩落、体調不良など。撤退するのか続行するのか判断を迫られることもありますね。
これはビジネスでも同じで、うまくいかないときはそのまま進めるか計画を修正するか、常に行動を省みて成果を出さねばなりません。
一歩ずつ自分の力で進み、頂上に着いたときにはこの上ない達成感を味わうことができます。
営業では確かに契約をいただいたときには、それまでの苦労が羽のように軽くなる達成感を味わえます。
これらはあくまでも私が考え、思っていた事ですので人それぞれ違うと思いますが、営業職を目指す人には参考になるのではないでしょうか?
もっと細かく筋道を練ることで、自らの成功体験と今後の仕事観を同時に話せる説得力高いエピソードを作れると思いますので、面接時のネタとして持っておくといいかもしれませんよ。