気圧低下による容器の破損に気をつけよう!登山での失敗談

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高所登山の注意点を、失敗談を交えて紹介するコーナーです。

3000メートル級の山を登るときに誰もが経験したことがあるでしょう。パンパンになったお菓子の袋やペットボトルなど。

これらは高所に行くことで気圧が低くなり、外からの圧力が少なくなることで中の空気が膨張して起こります。

初めて高所登山をする人にとっては思わぬ状況に笑い話のネタになると思いますが、笑い話にならないこともあるので甘く見てはいけません。

お菓子とかはパンパンにこそなれど破裂するようなことはあまり無いですが、破裂の危険性があるものも存在します。

最も注意したいのが、日焼け止めクリームや常備薬でやわらかいソフトチューブに入れられているもの。

なぜかチューブタイプの入れ物に入っているものは破損してしまうことが多いです。キャップの部分の耐久性も弱くなっていて口が開きやすく、薬入れの中がべとべとになっていて使えなかったという経験があります。

軟膏のように金属のチューブに入っているものや、硬いハード容器に入れられているものは破裂した経験はありません。やわらかいソフトチューブが破裂しやすいようです。

対策としては、ソフトチューブに入っている日焼け止めや保湿クリームなどは硬い容器に入れなおしてから山に持っていくことをおすすめします。

また、うかつにズボンやザックの外ポケットに入れたままにしておかないこと。保湿クリームなど塗りやすいようにポケットに入れていたときがありましたが、衝撃で破損したり激しい動きでキャップがとれてしまったりします。

衝撃の少ないザック上部の小物入れなどにポーチにまとめて入れておくようにしましょう。女性はまずきちっとしていると思いますが、私のようにずぼらなB型人間はこの手の失態をやらかします。

とんだ無駄話でしたが、日焼け止めなどはシーズン入る前に登山専用に別容器で用意しておくといいと思いますね。