登山で活用するテーピング!テーピングの種類を知ろう

登山をはじめスポーツに欠かせないテーピング

始めに、この記事はテーピングの知識がない人に向けてまずテーピングの種類を知ってもらうことを目的としています。

テーピングの役割は痛めた筋肉や間接の動きを制限したり、筋肉や血流を制御することで疲労や痛みを軽減する効果を持つ優れたアイテムです。

テーピングにも種類があり、役割が細かく分かれているのでそれらを理解したうえで使うことで効果を発揮できますので、まずはテーピングの種類を知りましょう。

しっかり固定する非伸縮テープ

非伸縮テーピング

テーピングでもなじみの深いものが、白い色をしたテーピングテープ。

非伸縮テープと呼ばれるもので、伸縮性はありません。重ねて巻くことでがっちりと固定できるので、骨折や間接を痛めたときの応急処置として使われるものです。

不用意な動きを制限できるので、怪我の再発防止や痛みがあるときの痛み止めとしての効果も発揮します。

他には登山での利用法として、登山靴の破損やテントの破れなどもこれを応用して対処できる場合があります。私は以前登山靴の靴底が剥がれてしまったときに、予備紐とテーピングを駆使して乗り切りました。

こういった際は伸縮性が無いほうがしっかり固定できるので、使うときは注意しましょう。

筋肉や関節をサポートする伸縮テープ

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もう一つのタイプは主に茶色い色をしたテーピングで、伸縮テープと呼ばれるものです。

キネシオロジーテープとも呼ばれ、患部の固定よりも筋肉や関節に沿って貼ることで動きをサポートするのが主な役目です。

筋肉の動きに合わせて伸縮し、適度な締め付けによって血流を促進させてくれます。

貼り方さえマスターすれば、貼るだけで痛みが軽減したり疲れを抑制する効果のあるテーピングです。

テーピングは奥が深いもので、この2つを組み合わせて使用するという方法もあります。

テーピングは怪我の治療や再発防止にも使われますが、治療目的で使う場合は医師や専門インストラクターの指導が無ければ悪化させてしまうこともあります。

個人で持っていくときには、あくまでも応急用に留めておくようにしましょう。

痛みを予防したり、簡単な症状を改善させる方法などは覚えればできるものもありますので、今後当サイトでも紹介していきたいと思います。